新製品 ナノ粒子分散向け 大型生産機 プレスリリース
アシザワ・ファインテック株式会社は、新製品として、マイクロビーズ対応ナノ粒子
分散用大型生産ビーズミル "スターミル MAX ナノ・ゲッター"を2月より発売します。
(以下「MAX ナノ・ゲッター」と表記)
弊社では超微細化を実現する機種として平成17年11月にマイルド分散専用機 スターミル ナノ・ゲッター(以下「STD ナノ・ゲッター」と表記)を発売して以来、
様々なお客様にお使いいただいてきました。
STDナノ・ゲッターは少量多品種のニーズにお応えした機種ではありますが、
発売から数年が経ちまして、ユーザー様からはさらなる大量生産へのご要望が
高まってきております。
今回そのご要望にお応えするべく、STD ナノ・ゲッターの優れた性能※を踏襲しつつ、
さらなる大型生産機を実現しました。
※STD ナノ・ゲッターとの違いは下記をご参照ください
MAX ナノ・ゲッターの最大の特長は、粉砕室容量つまりユーザー様の生産量、
の大型化を実現したことです。これは、大型化へのスケールアップが容易といわれる
混合・攪拌(かくはん)機の構造をビーズミルとして初めて採用したことによります。
対象物の種類や粘度の変化に応じてビーズの動きを自在にコントロールできるため、
大量処理(時間あたり最大数百kg程度)かつ多種多様な対象物に対応できます。
ラインナップは、粉砕室容量が8、20、50、125リットルの4種類となります。
さらに、MAX ナノ・ゲッターは、STD ナノ・ゲッターの性能を維持しながら、販売価格
1割減を実現しています。
当製品は 2月17日より東京ビッグサイトで開催される
「nano tech 2010 国際ナノテクノロジー 総合展・技術会議」に
展示いたします。
発売機種 : ナノ粒子分散用大型生産ビーズミル スターミル MAX ナノ・ゲッター
仕 様 : 粉砕室容量8リットル~125リットル
販売価格 : 粉砕室容量8リットル機 ¥28,000千円 125リットル機(最大型機)¥150,000千円
販売目標 : 10台/初年度
発 売 日 : 2010年2月1日
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■ 特長
1.マイクロビーズ対応 最大125リットル機 (業界初)
ビーズミルは、基本的に小型機も大型機も同じ周速度で運転します。そのため、
大型機は遠心力が減少し、ビーズ分離能力が低下し、そのことが大型化の一番の問題でした。
STD ナノ・ゲッターでは最大粉砕室容量が16リットルとなっていましたが、
MAX ナノ・ゲッターでは、大型化へのスケールアップが容易といわれる混合・攪拌機の
構造を応用した独自の機構を採用することで、従来のマイクロビーズ対応機では成し
えなかった超大型ラインナップを実現しました。
STD ナノ・ゲッターからのスケールアップも可能です。
(最小粉砕室容量が8リットル機となりますので、8リットル以下ではSTD ナノ・ゲッター
にて対応します。)
2. 別駆動 遠心分離セパレータ採用(スクリーンレス)
MAX ナノ・ゲッターではSTD ナノ・ゲッターからの経験を生かし、大型機でも
確実なビーズ分離 及びマイクロビーズの安定使用を実現するべく、新たに
別駆動 遠心分離セパレータを採用しました。スクリーンレスのため、粗い粒子等に
よる目詰まりの心配も不要です。
また、アジテータを低速度にしても分離に影響なく、分散が可能です。
生産ラインでもニーズが高まってきている直径0.03mmのマイクロビーズの
使用も可能です。
3.マイルド分散からストロング粉砕までと幅広い適応範囲
ビーズの動きをコントロールするという、まったく新しい概念を取り入れることで、
対象物の性質に 合わせて最適な運転条件を設定できるようになりました。
粒子形状を壊したくないような対象物にはマイルド分散、高エネルギーを投入して
粉砕するような 対象物にはストロング粉砕と、一台で幅広い対象物の処理を実現します。
■ 用途例
基本的には、STD ナノ・ゲッターと同じコンセプトの製品になりますので、
用途も同じです。以下が、現在までの実績も含めた代表的な用途例になります。
・液晶カラーレジスト ・インクジェットインキ ・顔料 ・染料 ・磁気記録材料
・積層コンデンサ(誘電体) ・半導体用研磨剤 ・電池材料 ・化粧品 ・光触媒
他 ナノ粒子全般
■MAX ナノ・ゲッターとSTD ナノ・ゲッターの比較表
| MAX ナノ・ゲッター | STD ナノ・ゲッター | |
| 粉砕室容量(L) | 8~125 | 0.12~16 |
| 電動機(アジテータ用)(kW) | 5.5~55 | 2.2~55 |
| 使用ビーズ径(mm) | 直径0.03~0.5 | |
| ビーズ分離機構 | 別駆動 遠心分離セパレータ | 別駆動 遠心分離セパレータ |
| 軸封装置 | ダブルメカニカルシール | |
| 粉砕室方向 | 縦型 | 横型 |
| 運転方式 | 循環流動方式 | |
■ 開発者コメント
STD ナノ・ゲッターが発売されて早4年、求められる性能は格段に高くなり、
常にその課題に取り組んで参りました。特に大型化してほしいというご要望は
年々高くなり、開発を急いできました。
この大きな課題でありました大型化という点を一つクリアできたということと同時に、
さらなる技術向上に取り組んでいくことで、お客様の望まれる製品を実現できるように
尽力したいと思います。
当社のこの新しい技術が、ナノ粒子の生産において、お客様のお役に立つことを
願っております。
■ 展示会のご案内
当制品は2010年2月17日(水)から19日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで
開催される「国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展します。
19日(金)には、セミナー会場にて、当製品についての説明会も実施いたします。
詳細: http://www.ashizawa.com/07-news/01-exhibition/201001051611.html
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